院長インタビュー
眼瞼下垂でお悩みの方は、どのような症状をきっかけにご来院されていますか?
ご家族や親しい友人など、まわりの方からまぶたのたるみを指摘されたり、まぶたが垂れ下がることで視野が狭くなり、ものが見えづらくなったりするなどのことをきっかけでお越しになる方が多いですね。
そのほか、まぶたが重い、黒目の端がいつもまぶたで隠れている、目が開けにくいなどの症状をお感じになられてご来院される方もよくいらっしゃいます。
「眼瞼下垂は眼科に相談」というイメージもありますが?
そういうイメージが強く、皆様、最初は眼科へご相談に行かれるようですが、眼瞼下垂は形成外科の専門領域です。
最近では、眼科の先生から眼瞼下垂の患者様をご紹介いただくケースも多いです。
まぶたの病気なので眼科へ相談に行かれるお気持ちはよくわかりますが、より専門的な治療となると形成外科を紹介されることも多いですので、であれば最初から形成外科へご相談いただいた方がスムーズだと思います。
保険適用・日帰りで受けられる眼瞼下垂の手術ですが、手術時に心がけていることは?
私は「日本形成外科学会 形成外科専門医」の資格を取得しているのですが、その専門性を活かした安心・安全な手術がご提供できるように、お一人おひとりの症状に合った最適な方法で治療いたします。
また、眼瞼下垂の手術をご検討中の方の中には、「手術後の腫れが心配」という方もおられると思いますが、できるだけ手術後の腫れを抑えるために、最小限の侵襲で手術するように心がけています。
目のまわりの手術ということで、「怖い」というイメージをお持ちの方も多いのでは?
そうですね。
そういう不安を抱えていらっしゃる方もおられると思いますが、基本的に眼瞼下垂の手術は安心・安全な手術で、リスクは手術後の腫れくらいだと言えます。
ご想像されているような「怖い手術」ではありませんので、安心してご相談いただければと思います。
また日帰りで受けられ、健康保険も使えますので、少ない負担で受けていただくことができます。
実際に手術を受けられた方の反応はいかがですか?
「まぶたのたるみが取れて見えやすくなった」と喜んでいただいています。
ただ、手術後の腫れなどで修正が必要になるケースもゼロではありませんので、そうした場合には再手術にて適切に対応させていただいております。
手術後の仕上がりを心配される方も多いと思いますが?
形成外科専門医として、できる限りご満足していただける仕上がりを目指して手術しております。
私はいずみ皮膚・形成外科クリニックを開院する前、基幹病院で経験を積んだのですが、幸い手術が上手な上司ばかりで、その技術をそばで見続けてきましたので、その時の経験が今の自分の手術のクオリティに繋がっていると思っております。
手術後、何かご注意いただかなくていけないことはありますか?
手術後の注意点として、特にお伝えしなければいけないことはほとんどありません。
皆様よく勘違いされているのですが、手術翌日から洗顔もしていただけますし、シャンプーもしていただけます。
ガーゼも必要なく、伊達メガネだけで大丈夫です。
ただし手術直後は腫れますので、ガーゼをあててお帰りいただくことになりますし、入浴も控えていただくことになります。
最後に、眼瞼下垂の手術をご検討中の方へお伝えしたいことは?
テレビ、インターネット、雑誌などで色々な情報を見聞きされていると思いますが、手術に対して不安なことがあったり、知りたい・確認しておきたかったりするような場合は、専門家へご相談いただくのが一番かと思います。
お一人おひとりのお悩みやご質問内容をよくお聞きしたうえで、1つ1つ丁寧にお答えさせていただきます。
先ほどもお伝えしましたが、眼瞼下垂は決して「怖い手術」ではありませんし、当クリニックでは安全面に十分注意して手術を行わせていただきますので、安心してお任せいただければと思います。