先天性の眼瞼下垂

  • HOME>
  • 先天性の眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂とは

先天的な要因で起こる眼瞼下垂です

先天的な要因で起こる眼瞼下垂です

まぶたを開く筋肉(眼瞼挙筋)の欠損や、筋肉を動かす神経反射の異常などの先天的な要因で起こる眼瞼下垂です。
多くの場合、片側のみに現れます。
目の開きが悪いと光が入らないため弱視になったり、斜視をともなったりする場合がありますので、症状によってはできるだけ早期の治療が求められることがあります。

先天性眼瞼下垂の手術のうち、患者様が幼児の場合、全身麻酔が必要となるため当クリニックでは対応できませんので、提携する専門機関をご紹介させていただきます。

先天性眼瞼下垂の原因

生まれたばかりの頃からみられる眼瞼下垂で、主な原因は眼瞼挙筋や神経の発達異常です。
片眼性と両眼性がありますが、多くは片眼性(片側だけに現れる)とされています。
ほとんどの場合、視機能を障害することはなく、急いで手術を受ける必要はありませんが、稀に弱視・斜視の原因となる場合がありますので、早期に病院を受診して適切な診察と医師の診断を受けられることをおすすめします。

先天性眼瞼下垂の主な症状

  • まぶたがきちんと開かない
  • まぶたが下がりにくい
  • ものを見る時に顎を上げる
  • 視界が悪いので眉を上げるなどする
  • 眼球を上にあげた時、上まぶたで瞳孔が隠れる
  • など

視力は生後1ヶ月から3歳半ごろにかけて発達するとされていて、先天性眼瞼下垂により視野が塞がれていると視力の発達に悪影響がおよぶ可能性がありますので、気になる症状がありましたら早めに病院を受診して適切な治療を受けられるようにしましょう。

先天性眼瞼下垂の手術

ほとんどの場合、視機能を障害することはなく、急いで手術を受ける必要はありませんが、まぶたの開きが悪く弱視になる恐れがある場合などには手術を検討します。
また、まぶたの開きの左右差が大きい場合や、視野が狭くて日常生活に支障を来す場合も手術の適応になることがあります。

当クリニックでは幼児への先天性眼瞼下垂の手術には対応しておりませんので、ご希望の方には提携する専門機関をご紹介させていただきます。

072-250-7870